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メンバーからの声
JSC Satellitesで長年勤務をされた中嶋 康寿さんより、カナダでの指圧の仕事について、指圧や他の代替療法のコース取得について、仕事場での様子などなど多くの経験を語ってくれました。

1.  カナダに来たきっかけを教えてください。
以前より、ワーキングホリデーを利用して海外での生活を経験したいと思っていました。年齢的にも最初で最後のワーキング ホリデーだと思い、色々な国のワーキングホリデー情報を収集した結果、最終的に候補地にカナダが残りました。当時は特にカナダという国にこだわっていたわ けではないのですが、実際にカナダに来て、カナダを選んで、本当によかったと思います。後述のとおり、たくさんの素敵な出会いや経験ができました。

2.  指圧クリニックで働こうと思ったきっかけを教えてください。
私は日本で指圧師の免許を持っていたわけではありませんが、2001年 に日本の民間資格である「療術」の免許を取得し、日本において人の体に触れる仕事を経験していましたので、カナダでもその経験を活かせる仕事に就く事が出 来たらいいなぁと思っていました。しかし、海外での生活や、英語のスキルの事などを考えると、簡単に自分の希望どおりの職種に就けるとは思っていませんで したので、カナダで職務経験が積めるのであれば、どのような職種でもかまわないと思いながら、カナダで仕事を探し始めました。そのような中、求人情報が掲 載されているWebsiteで、指圧師募集の広告を見つけました。この広告を見たとき、まだ採用されたわけでもないのに、一人で感激、そして興奮したのを今でも鮮明に覚えています。もちろんすぐにレジュメを送付、晴れてJapan Shiatsu Clinicのスタッフとして採用を得ました。私にとって、最高の職場を与えて下さったJapan Shiatsu Clinicの 人事の方には、本当に感謝以外の言葉が見つかりません。その後すぐに社員研修を受け、カナダ指圧カレッジのチェア指圧・クイックマッサージ専科課程を受 講、それと同時に実際クリニックでの勤務が始まりました。マッサージ師としての経験はあっても指圧師としての経験はありませんでしたので、最初の頃は患者 さんの体を指圧する事に不安もありましたが、カナダ指圧カレッジのチェア指圧コースで学んだ事、また職場の先輩方の多大な助けもあり、数ヵ月後には自信を もって指圧を提供する事ができるようになり、集中して施術ができるまでになりました。

3.  カナダ指圧カレッジのスパ指圧専科課程を受講しようと思ったきっかけを教えてください。
ワーキングホリデー期間の1年が過ぎようとしている時、まずは1年間の時間の流れの速さに驚きました。また、カナダでの 就労経験がまだ充分ではないとも思いましたし、このまま日本へ帰国しても、日本でカナダでの経験を充分に活かせるとは思えませんでした。進路を模索してい た時、カナダ指圧カレッジ(この指圧学校の付属クリニックが私が働いているJapan Shiatsu Clinicだっ たのです)のスパ指圧専科課程の存在を知り、そのカリキュラム内容に興味を持ち受講を決意しました。カナダ指圧カレッジのスパ指圧専科課程では、スパで有 利なリフレクソロジーを始めとし、アロマセラピー理論やマッサージ、タイマッサージ、ホットストーンマッサージ、フェイシャルマッサージなどの代替療法を 学べ、加えて指圧の技術も更に深める事ができます。また、カナダ指圧カレッジでは、在学中に付属の指圧クリニックにおいて研修実習し、同時に奨学金を得る 事の出来る「Co-op Bursary Plan」というものがありましたので、まるで私のためにあるようなカリキュラム内容でした。引き続き、Japan Shiatsu Clinicで 稼動しながら、カナダ指圧カレッジにて指圧やその他の代替療法を学びました。クリニックで稼動しながら、生徒として学ぶ・・・異なる環境に身を置き、多忙 な毎日ではありましたが、その分とても充実しており、また学校ではクラスメイトが新しい風をたくさん届けてくれました。

4.  カナダ指圧カレッジスパコースを取得中の思い出をお聞かせください。
カナダ指圧カレッジのプログラムの中には多くの臨床実習が含まれています。その中でも代表的なものがスクールクリニックで、卒業までに175人の一般の患者さんへ75-90分 の全身指圧を行いながら、同時にカルテの記入方法や、施術の計画、指圧技術を学ぶのです。始めはこの臨床実習に対して様々な葛藤がありました。患者さんの ニーズに合わせた施術を行いたいのに、基本の全身指圧しか行えないという思いがつのりました。学校は繰り替えし行うこの基本指圧の実習で、自分に何を学ん で欲しいのだろうか?また、何故自分は、素直にこの臨床実習に取り組む事ができず色々と思いをめぐらせてしまうのだろうか?そう考えていく中で、自分なり の一つの答えにたどり着きました。その答えとは、指圧の世界に足を踏み入れた人にとって、患者さんの生の体から得られる感触経験値が何よりも大切であると いう事でした。175人の患者さんの中には老若男女、また大きな体の方、細い方、様々な方がいらっしゃい ます。その方全てに基本指圧を行っていく事で、自らの指でたくさんの事を学ぶ事ができました。そう思えた後は、淀んでいた雲が晴れ、自らの指圧道に光がさ してきたような感じがして、今後自分が指圧師として何を行えばよいのかも明確になっていきました。その頃から、実際のクリニックの現場での施術にますます 意欲が増し、結果的にはよりよい方向へ意識をむける事が出来たのではないかと思っています。

5.  Japan Shiatsu Clinicはどんな職場でしたか?その魅力を教えてください。
うまくまとめられませんが、正直に言える事は、私にとって最高の職場であったという事です。仲間が最高です。先輩後輩、 国際色も豊かで、非常に働きやすい職場です。カナダにある日系企業という事で自らの思いとの多少の気持ちのズレを感じる時があったとしても、その思いをど う処理し解決していくかが自身の大きな成長へと繋がっていくのではないかと思っています。また指圧師という職業については、毎日お客様と笑顔が共有できる とても素晴らしい職業だと思っています。また当初は職場で笑顔を出すだけで精一杯だった私が、いつのまにか英語でホスピタリティが出来るまでになった事 も、自分にとってとても実りの多いものでした。本当に全てが楽しい職場でした。いつまでのこの職場でこのスタッフと一緒に仕事を続ける事ができたら
・・・ と思えるくらい、その位素晴らしい職場でした。

6.  今後のビジョンを聞かせてください。
この仕事を通して、たくさんの笑顔と出会い続ける事、これが私の永遠のテーマです。

7.  最後に一言
最後になりましたが、約2年弱、本当にあっという間に過ぎていった感じです。でもそう思えるという事は、それだけ素敵な時間をJapan Shiatsu Clinicのメンバーと共有できたという事だと思っています。本当に幸せをたくさん有難うございました。Japan Shiatsu Clinicのスタッフの皆さんの健康と笑顔が、今後のカナダにおける指圧の普及へ繋がって行く事を願っています。本当にありがとうございました。

          



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