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2010 年定例会報告

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月


<2010年1月の定例会報告>
今 月からISIのメンバーとしてサテライトで勤務されるToshinori-san,Toshiya-sanが出席されたので簡単な自己紹介後、Akiko 先生からの直伝会の成り立ち、趣旨、Yoko先生からISIの理念等について説明を受ける。続いて、Kiyoshi先生より、前回と同じテーマである阿是 のツボについての手短かな講義。快圧、阿是のツボについてはKiyoshi先生のブログおよび、Akiko 先生による前回 直伝会レポートを都度ご参照ください。(今回の会について書かれた池永清先生のブログはこちら。

講 義の後、Kiyoshi先生によるデモンストレーション。デモンストレーションは一つの施術例であり、参考にしつつ、あとは、基本に忠実である限り、自分 のスタイルの施術方法を作りあげていってもらいたいとのことでした。指圧のモデルは私。主訴は腰痛。腰痛の場合、腹部を緩めると腰周りの筋肉が緩んでくる ので、腹部の施術も大切とされる。今回は時間の関係で腹部は’省略し、伏臥位よりはじめる。まずは背骨が側湾していないか確認。腰痛の原因 は、股関節の角 度の異常→両足の長さが違ってくる→側湾を引き起こす、もう一方は、背中のカーブが原因→股関節の角度の異常→ 両足の長さが違ってくる場合もある。
治 療方針:局所の血流改善と筋緊張を緩和し、股関節の矯正。鎮痛を図る。
施 術:肩甲下部から仙骨部までの基本操作。肩甲間部から下部は、脊柱側、脊柱起立筋外縁の3線を念入りに施術。殿部、大腿後側部、下腿後側部を施術。仰臥位 にて、両脚の長さを再確認。短い方の脚から施術。大腿前側部から下腿外側部まで基本施術を行い、膝関節、股関節を屈曲位に保持し、外旋にストレッチ。長い 方の脚は内旋にストレッチさせ、両脚の長さを調節。Kiyoshi先生は患者である私の表情を確認しつつ、関節部分は、細かく、何かあると私も共感した部 分は丹念に押圧してくれました。Kiyoshi先生の圧は、体にしっくりなじむ、私にとっての快圧でした。もし日を改めて、施術を受けた場合、私の体の変 化に合わせて、ツボの捉え方も変わっていくのが、阿是のツボの治療だと思います。

この後、私がサテライトで戸 惑っていることについて、Kiyoshi先生に質問をしてみました。
Q:お客さんによって、もっと強く、もっと強くとお願いされるこ とがあります。お客さんを満足させてあげるということは、強く圧してあげることなのでしょうか?
A:ぼくは"強く”は圧さない。お客 さんを満足してあげるというのは、お客さんのわがままな欲求を満たすことではなく、指圧の満足を得てもらうということである。
続いて Keita-senseiの質問。
Q:10年ほど前に交通事故に会い、全身が壁のように堅いお客さんがいて、強圧し求めてくる。こう いうお客さんはどう対処すればいいのでしょうか?
A:10年かけてその体になったのだから、10年かけて治すつもりで向き合えばいい のではないですか。

一 緒に働かせていただいているOSが忠実な基本指圧で、十人十色のお客さんを満足させているのも事実で、自分の指圧に不足しているものが何なのか試行錯誤の 毎日です。先生のアドバイスで、戸惑いが解消されたわけではありません。が、経験を積み上げていくしかないし、壁にぶち当たったらその都度、基本指圧の原 点、垂直、持続、集中に戻る。お客さんの圧して欲しいところに手が届いているのか、快圧をとれているか、常に自分の指圧に向き合うことと、お客さんに向き 合っていくといしかないのだと自分なりの解釈をしました。この後、相互指圧をし、私の圧が弱いのではと悩んでいたので、Kiyoshi先生が指圧 を受けてくれました。流動指圧をもっと取り入れた方がいいのではないか(刺激の感覚が変わる)ということと、肩の力を抜いてというアドバイスをいただきま した。ムキになるほど、肩、腕に力が入ってしまいます。他のスタッフ方々の、安定した姿勢、体重移動による圧のかけ方を再確認できたことも勉強になった し、新人の方々と相互指圧をし、気づかせていただいたこともありました。今回の直伝会は、自分の課題再発見の場となりました。
(Mariko記)


講 義の様子① 講 義の様子②
                                                 
                                                  

<2010年2月の定 例会報告>
2010年3月8日・7時より、North Vancouverにて開催され た。池永先生/ Yoko/ Yusuke/ Mariko/ Kazumi/ Nozomi/ Toshinori/ Toshiya/  Ikuko/ Akiko参加、Rozaly/ Teruyo/ Yoshimiは、今回が初めての参加。Teruyoさんは、愛彩ヒューマンリソースの一環であるこの会に参加したく先月JSC Satellitesに入社したのも理由の一つだとか。会合は、毎月開催で、今回は2月の会として3月に開催された。
テー マは四十肩・五十肩の指圧治療。講師として、まずYoko先生より肩関節周辺の筋肉の解説を交え、座位での治療方法を披露。その後、池永先生より、床指圧 での治療方法を披露。横臥位にて頸部・肩関節周辺を入念に指圧。その後、仰臥位にて更に肩関節周辺を施術。印象強いのは、先生は定期的に患者の腕を動かし ながら患部を圧すという技術用いていた。今回の参加者Toshinoriさん・Yoshimiさんがテーマの症状が現在起こっているという事で、二人がモ デルになった。Yoshimiさんの施術前と後の可動域は一目瞭然!
講義の後は、先生交え ての相互指圧。時間の都合上全身指圧は出来なかったので、それぞれパートナーに四十肩・五十肩という想定で主訴を言い、指圧の練習をする参加者が多かっ た。 (Akiko記)


Yoko先生の講 義 池永先生の講義  1


池永先生の講義 4 池永先生の講義 3


直伝会にはじめて参加させていただきました。この会に参加す ることが私の一番の入社目的であるといっても過言ではありません。
今回はFrozen Shoulderの治療についてデモンストレーションをしながら始まりました。とても緊張した気持ちとわくわくした気持 ちが同時進行にわたしの体に流れ、一つ一つを丁寧に把握しようと努めるのが精一杯でした。
ついついどの筋肉にアプローチするんだろうとか、どのつぼを圧したらいいんだろうとか考えてしまいがちですが、清先生に「どことかこことかではなくて、み んな違うんだからその人にあった場所を指の感性で治療するんだよー」と一言!
そうだ、また忘れていた大切なポイント!患者さんにあったその人への治療法。
確かに症状別にアプローチする場所は違うが、患者さんそのものの体を確認しながら指圧していく基本的な心の姿勢を取り戻していただいた一言であった。
だから直伝会という勉強会はプロとして責任を持ちながら歩んでいく指圧師にとって本当に大切な原点に戻してくれる勉強会であると確信した時間であった。
直伝会は私に指圧の原点(指圧の心母心)と、一人ではないんだ、たくさんの仲間と共に歩んでいるんだと励まされ貴重な学びの時間となり、感謝を込めて文に させていただきました。清先生、スタッフのみなさんそして仲間の指圧師のみなさんありがとう。一人でも多く、これから私たちの指圧で癒される人が増えるよ に願っています。大いなる直伝会ありがとうございます。次回を楽しみにしております。
                                           (Teruyo記)


<2010年3月の定 例会報告>
2010年3月 31 日・7時より、Yale Townにて開催され た。池永先生/ Yoko/ Yusuke/Toshinori/ Toshiya/Ikuko/ Akiko/Teruyo/Yoshimiが参加した。今回は全体のテーマは決めず、個々の症状に合わせた施術。それぞれ15~20分ずつのローテーショ ンで相手の主訴に合わせた施術を相互に行った。(Ikuko記)

首 の症状を取るに は腰までの施術が必要 主 訴は十人十色

  
KIYOSHI 先生以下、合計9名の参加者のもと、3月の直伝会が31日にYaletownにて行われました。今回の課題は「主訴に基づく施術」。参加者全員が必ず KIYOSHI先生と相互指圧できるように、それぞれの施術は15分から20分に設定されました。

主訴を聞 き、それに基づき施術プランを立て、指定の時間内に 仕上げると言う作業は現場での基本です。現場デビューして間もない私にとって、その基本を学べるとても良い機会になりました。何より、自分の施術に対する 意見をパートナーからリアルタイムで聞けるのはありがたいことで、そこはお客様を相手にする場合との大きな違いでした。また、自分の中でくすぶっていた課 題が少しですが消化できたことは収穫でした。その中の1つは圧をかける方向(角度)の重要性の再確認です。IKUKO先生に施術している時に「惜しい!」 と言われた位置から親指を少しも動かさず、ただ、押す方向を変えただけで「そこです!!」との嬉しい返事を頂けました。さらに嬉しいことに、その違いを親 指を通して感じることができたのです。

も う1つ大きな再確認は掌圧のすごさ です。重要だと言うことは理解していたつもりだったんですが、正直な話、親指での圧に比べると見劣りすると考えていました。しかし、かなり重症な私の腰痛 (AKIKO先生曰くコルセットをはめてるような腰)に対して、KIYOSHI先生が選ばれたのは掌圧メインの施術プラン。圧の深さや早さの調節と、ここ でもさらに重要性を再・再確認することとなった方向、特にストレッチの方向の具合などで、腰周りの緊張が解けていくのを感じることが出来ました。

圧 してナンボの指圧ですが、受けるこ とも非常に大切であると先生方から伺ってきました。そしてそれを体験できる直伝会への参加は、まだ2回目ですが、既に私の楽しみの1つになっています。 ま、それは受けることも大切だからと言う大義名分の下に、単に「気持ち良いから」と言う安直な理由があるわけですが・・・。とにかく、勉強になるだけでな く、素晴らしい指圧師である皆様からの指圧を受けられるなんて、私にとって直伝会はパラダイスです!!            (Yoshimi記)


僕は指圧 の技術向上の為には、見て学んで、受けて覚え、圧す事が大切だと思います
今回の直伝会では20分程時間の中で主訴を施術してパートナーを替えていく形だったのですが、自分が普段働いていると圧はしっかりと入っているのか?本当 にこの場所でいいのか?など不安になることがあります。ですがこういう機会があると一点一点相手から反応が返ってくるので自分の圧を確認することもできま したし、たくさんの指圧師の施術を見ることも受けることも圧すこともできましたので吸収できる事が多かったです。

1人や2人では、なかなかこういった事も出来ませんがメンバーが集まると十人十色の指圧を勉強できるので、とても感謝しています。

これからも続けて一つ一つの質を上げて、指圧の技術を磨いていきたいです。

                                           (Yusuke記)




<2010年4月の定 例会報告>

20104 26 7時よりYaletownクリニックにて開催された。池永先生 /Yoko/Akiko/Keita/Kazumi/Yusuke/Mariko/Toshiya/Toshinori/Yoshimi/Teruyo
/Ikuko に、 初参加のDonny/Hirotaを加えた、総勢14名が参加し、にぎやかな会となった。二人一組になり、それぞれの辛い場所にアプローチし たり、普 段臨床現場で疑問に思っていることなどをぶつけ合った。                        
                                             (Ikuko記)


今回の直伝会では、それぞれ二人一組になり、相互に指圧を行いました。この練習では、自分が練習したい場所を自分のやり方で指圧し たり、相手から、自分が施術を受けたい場所への施術を受けたりしました。

私のパートナーになったのは、光栄なことに、Kiyoshi先生、Kazumi先生、そしてIkuko先生の三人でした。もちろん、他の12人のI.S.I.の仲間たちもすぐ近くで練習に励んでいました。

同じような疑問を抱えていたり、様々な経験を持つ同僚たちとの相互指圧をすることで、彼らの指圧への情熱 と、地道な練習の積み重ねに感心させられました。

ともかく、会を楽しみました!

 

・少林寺拳法と指圧・・・(???)

みなさん、少林寺カンフーというのを聞いたことがありますか?少林寺拳法というのはどうでしょう? “カンフー・パンダ”などの香港映画の中でみたことがあるかもしれませんね。

中国の少林寺では、僧侶たちの間に、何百年もの間脈々と伝えられている、格闘技の伝統的なトレーニング方法 があるといいます。蟷螂(かまきり)拳、龍虎拳、巳(へび)拳などなど・・・拳法家たちは野生の生き物たち の、攻撃や防御の姿勢を参考にして、自分独自の特化したスキルとして格闘技を作り上げてゆきます。

とはいえ、蟷螂拳や龍虎などの、どの拳法にも必ず、強みと弱みがあります。それゆえに拳法家たちは、強みにさらに磨きをかけ弱みを 補うよう、訓練を絶え間なく続けます。それが彼らの専門のスキルにも関わらずです。

彼らの訓練の方法は、極めてシンプルで、特別なことはなにもありません。それぞれのスキルをお互いに学び取ろうとし、受け継ごうと するのです。時にはお互いに試合を行います。蟷螂拳対蟷螂拳など、同じタイプ同士で行ったり、蟷螂拳対龍虎拳など、異なるタイプ同士で行ったり。

拳法家たちは実際にその手法をやってみてはじめて、その生き物になりきることができるようになるのです。実際にやってみるまでは、 理論的にしかその手法のことをわかっていないですから。

さて、それでは、指圧のことに話を戻しましょう。指圧師たちも拳法家たちと同じではないでしょうか。

頭、首、肩などの部位に熟練した指圧師もいれば、背中や脊柱に精通した指圧師もいます、腰や骨盤周りの施術に自信がある指圧師もい るし、四肢の施術が経験豊富な指圧師もいます。

それぞれの指圧師が数々の異なった事例の患者を経験してきています。そして

各々が、様々な見方や自分に特別なスキルや、その事例について独自の経験をつんで来ています。病気に関する事例は数え切れないほど あります。痛み、疼き、怪我、症候群、ステージ、身体部位、体のシステム・・・こういったことを、患者は指圧師に訴えてくるのです。

こういった全ての患者の施術事例は、個々の指圧師の才能、知識、スキルと経験に左右されます。しかし私は、優秀な施術者になるため には、持続して練習を続けることと、なんとかしようとする志という要素がさらに必要だと考えます。

ここで、直伝会の意味について考えてみたいと思います。会の中で、私たちは自分の施術を受けてどのように感 じるかをきき、アドバイスをもらい、自分の施術に何が足りないか気づいていきます。ようするに、指圧に関しての勉強や練習に打ち込むことで、知らず知らず のうちに、施術に関しての新しい考え方を発見したり新しいスキルを身に付けたりと成長していくのです。

私は、こういったことこそが、直伝会をやる意味だと考えます。いつか、私たちのうちの誰かを、指圧マスターとよぶ日が来るでしょ う!

ともかく、私の場合は、直伝会は私に必要なのは、テクニックよりももっと根本的なもの・・・患者の状態や、タッチの感覚、そして 圧、圧、圧・・・だということを気づかせてくれました。

これはまるで少林寺でおこっていることのようです。拳法家がある格闘技のトップレベルに名を連ねるまで、よい師(先生)は基本的な スキルを身に付けるよう弟子たちをまとめ、何が彼らにもっとも足りないかを指摘し、さらに、師・弟子たち・学生たち・仲間たちなどの拳法家たち(僧侶た ち)が集結し、議論や練習、練習試合を、定期的に絶え間なく続けていきます。

こういったことを続ける中で、よりよい指圧技術を提供できるようになり、指圧師自身もよいコンディションで いられるようになり、さらに言えば、最良の指圧療法を最良の魂をもって、苦しんでいる患者に施術できるようになるでしょう。まるで少林寺拳法の達人が、苦 しむ人々を救いに外界に送り出されたかのように!

少林寺拳法の達人が探し求めている拳法の真価は、美しい、理想的なスキルや名声ではないといいます。結局拳 法の真価は、それを何のために使うかにかかっているのです。

指圧師の真価も、苦しんでいる患者を助けるという目的にこそ問われるのではないでしょうか?

P.S. 上記したことを改めて考え直す、すばらしい機会をくれた、愛彩、Kiyoshi先 生、そして愛彩のメンバーみんなに感謝をこめて。

donny

(Donny記  Ikuko)


<2010年5月の定 例会報告>

5月の直伝会が、26日にYaletownの クリニックで行われた。参加者はKiyoshi先生、YokoYusukeMarikoKazumiToshinoriYoshimiTeruyoHirotaAkiko
Ikukoの計11人。今 回のテーマは『坐骨神経痛』。はじめにKiyoshi先生が坐骨神経痛の治療法を披露された。坐骨 神経痛を患うクライアントは、臨床現場で接する機会も多いだけに、メンバーはみな熱心に先生のデモンストレーションを見つめていた。
そ の後の相互指圧では、先生の治療法を習得しようとお互いに練習するメンバーが多かった。                                                                        (Ikuko)


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今回のテーマは坐骨神経痛。臨床の場で遭遇する頻度の高い疾患の一つと言えます。

一言に坐骨神経痛と言っても、原因となる疾患によって症状も異なりますし、アプローチ方法も変わってくるのは心得ているところですが、臨床経験豊富な
Kiyoshi先生がどの様に施術を行うか、興味深く見学させて頂き ました。

軽度の坐骨神経痛様の症状を有するYoko先生が症例となり、デモンストレーションが施行されま した。

内容を簡単にまとめると以下の通りですが、動画を参照 下さい。

問診、ラセーグテストによる評 価

横臥位でのアプローチ: 腰部、仙骨部、臀部への基本圧点押圧、大腿部への押圧(側部基本圧点押圧、側部より前方3横指のライン上押圧、後方へ3横指のライン
上押圧、受け手による下肢屈伸自動運動を加えながら側部基本圧点を押圧)

他動ではなく自動運動の理由は、両手4指で支える事に より安定した圧が入力できる為。10分程度行うのが効果的との事。

デルマトームL4S3領域に圧を加え、体表反射を利用して坐骨神経に刺激を 入力する。阿是のつぼを探しながら行う。

腹臥位でのアプローチ: 腰~足部まで基本圧点押圧および阿是のつぼ。

再度ラセーグテストで効果を確 認

後半はKiyoshi先 生のデモンストレーションを参考にして、参加者ペアで相互指圧を行いました。今回は、横臥での下肢屈伸自動運動を加えながらの押圧法を新たに
勉強させて頂 き、この様なアプローチ方法もあるのだと興味が沸きました。実際
に施行してみると、受け手のポジションが安定しなかったり、運動方向の指示が的
確に出来な かったりと、臨床の場で効果的に行うには習熟が必要であると感じました。さらなる練習を重ねたいと思います。次回の直伝会も楽しみにしております。
(Kazumi)



池永先生によるデモンストレーション


坐骨神経痛の治療法 1


坐骨神経痛の治療法 2




<2010年6月の定 例会報告>

2010 年6月の直伝会が28日にYaletown クリニックにて開催された。参加メンバーは池永先生 / Yoko / Kazumi / Yusuke / Keita / Akiko / Mariko / Toshiya / Toshinori / Yoshimi / Kanako / Mayumi / Teruyo / Ikuko の計14人。Kanako と Mayumi が初参加となった。

今 回のテーマは『頭痛』。はじめに二つのグループに分かれ、頭痛の中でも特に脳疾患などの重篤な病気が背景にあるものの症状の見分け方、臨床で出会うことの 多い偏頭痛と筋緊張性の頭痛の見分け方、そしてそれぞれの施術の仕方の違いを軸に話し合った。その後の相互指圧では、相手を頭痛患者に見立て実際に施術を 行った。                                                                                                                                                                 (Ikuko記)

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より効果的な指圧を行うには・・・
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熱心に話し合うメンバー達



今回のテーマは“頭痛について“、そして私にとって初参加の直伝会となります。

まずは、5~6人のグループに分かれて、頭痛の種類、 それらの見分け方と施術方法について意見を交換しました。指圧の施術をするのは緊張性のものが多く、首まわりのこりをほぐしたり、自律神経を整えるために 腹部の指圧も効果的です。

そ の後はペアになり緊張性の頭痛をほぐす施術の練習をしました。 私は首が張っててつらいというイクコ先生にモデルになってもらいました。「このあたりを押 してみてください」、「圧の方向をもっと中心に向けてください」や、圧の強さも含めて先生方から具体的にアドバイスをもらい1点ずつその場ですぐ実践がで きとても勉強になりました。 そしてその後は私が指圧を受ける番。私も過去に何度も頭痛の経験があり、それらは首肩まわりがきつくこっているときで同時に 目にも疲労感がありました。今日はその症状まではありませんが首、肩まわりに指圧をしてもらいました。 圧がきいている感覚、ほぐれていく感覚これらを経 験するのはもちろん良い指圧をするために大切なことです。今日1日の疲れがとれていくとてもとてもリラックスしたひとときでした。。。

見 て、圧して、受けるに加え、指圧師どうしが今までの経験を通して意見を交換したりととても勉強になりました、また参加したいと思います。         (Mayumi記)




<2010年7月の定 例会報告>

2010年、7月の直伝会が、27日にYaletownのクリニックにて開催された。参加メンバーは、池永先生 / Yoko / Kazumi / Yusuke / Keita / Mariko / Toshiya / Toshinori / Yoshimi / Kanako / Mayumi / Teruyo / Mike / Ikukoの計14人。

今回のテーマは『むち打ち症』。前回同様に、二 つのグループに分かれて意見を交換した後、みんなで輪になりどんな意見がでたのかを共有した。

む ち打ち症には多彩な症状があり、それゆえに患者自身もむち打ちが原因で、肩こりや頭痛といった症状が起きていると気づいていない場合も多い。指圧師として 臨床で大事なことは、学術的に症状を分類できることよりも、患者の不快な感覚をどれだけ取り除くことができるかということである。                                                                 (Ikuko)



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車座になって話し合うメンバー達 1
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車座になって話し合うメンバー達 2

今 回のテーマはむち打ち。前回同様、グループになり、原因、症状、施術法について意見交換をする。基本的知識については、授業、経験等で、皆学んできてい る。新鮮に感じた事は、炎症している場合は施術をしてはいけないとか、指圧は血行を良くするものだとか、常識にとらわれ過ぎないこと。指圧の効果はその 時、その時で変わる。患者さんが求めていることが何かを考え、まず身体に触れて感じてみる。症状を緩和するために出来ることがあれば、施術の意図を説明 し、過敏な症状がでている部位は避け、遠隔から施術をするとか、掌圧を丹念にする。誠心誠意な気持ちで自信を持って施術する姿勢が大切ということ。

こ の後、相互指圧をする。雑談も含め、今回のテーマについて、施術に関する疑問、サテライトで感じていること、最近こういう発見があったとか、こだわってい ること、そんな話を共有できる場を持てるのは心強い。患者さんからのフィードバックは良くも悪くも、糧なのだとか、何気ない会話も励みになった。                                                                                                              (Mariko)




<2010年8月の定例会報告書>

8月の直伝会が23日にNorth Vanのクリニックで行われた。今回の参加メンバーは、池永先 生・YokoAkikoKazumiKeitaNozomiHirotaTeruyoKanako T.YoshimiMayumiHikariTaroIkukoの計14人。


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今回の直伝会の目玉はHirotaによる『殿 部指圧刺激による骨盤傾斜に及ぼす影響』というテーマの研究の紹介。このテーマは彼が浪越学園の学生時代に、研究会員として研究し、東洋療法学校協会の学 術大会で発表したものである。結論を要約すると、腰部の筋をゆるめ可動域を改善させるためには、患部や殿部の指圧だけでなく、よりハムストリングや下腿三 頭筋への施術が大事ということである。(詳細資料ご希望の方はIkukoまでご連絡を!) 内容だけでなく、どのように指圧の効果を科学的に証明するか とい う方法論も、興味深かった。

その後、Yoko先生が幼児への指圧の体験を話してくだ さった。向き合わせになるように抱っこしての、四指を使う背部への指圧方法や、やはり腹部への指圧が肝心であるということなどを伝授していただいた。ま た、赤ちゃんが安心して施術を受けられるためには、母親とのコミュニケーションも大事だということ。

講義の後は、お待ちかねの相互指圧の時間。殿部・下肢をメイ ンにお互いに指圧を行った。

                         (Ikuko記)


≪以下、 参加メンバーたちの一言感想です≫

直伝会で相互指圧のペアはkanako TさんとIkenaga-先生でした。もともと自分は坐骨神経痛があるので本日のト ピック臀部、下肢の指圧はとても楽しみにしていました。ヒロタさんの研究発表とても参考になりました。彼らが時間をかけてリサーチ、データを集め、検証し たことが事が今後の患者さんへの治療に役立てればとおもいます。直伝会での指圧のお陰で今日は体調がとてもいいです。特に臀部は軽くなり指圧の素晴らしさ を改めて感じました。これから秋になり雨も多くなるバンクーバなので坐骨神経通や他の主訴で指圧にいらっしゃる患者さんも多くなるとおもいます。今回の直 伝会で得たことを今後の指圧療法に生かしていきたいです。(Yoko)


辛い部分のみを指圧するより、関連した部位も指圧する事でよ り効果的に治療できると再確認できました。
                             (Akiko


Yoko先生に基本指圧以外での臀部ポイントを教えて頂き、相互指圧にて自分でも体感する事でポ イントを抑えることが出来ました。
また、腰痛のあるクライアントにはまずハムストリングなど足を圧した後に腰部を圧すと筋肉が緩み、効果的に出来るとの事でしたが、実際20分等限られた時 間内でクライアントの満足と効果との間でそのバランスが難しい、前もってクライアントに効果についての説明を出来れば、腰部から直接圧せず出来るのでは? 等同じ状況の現場にいるスタッフがお互い意見交換が出来たことも良かったと思います。

来月もまた楽しみにしています。ありがとうございました。
(Kanako T.)


Hirota君 の研究発表が学術的でとても良かったです。指圧の効果の実証がこの様な研究の積み重ねで行われているのだと感じる事が出来ました。勉強になりました。
                     (Kazumi)

   






   

今回の直伝会では、自分が去年、浪越学園で行った研究について発表させていただきました。
拙 い発表となってしまいましたが、皆さん真剣に聞いていただき、またいくつかの質問も頂くなど、自分自身にとっても指圧に対する考察を深める、よい機会とな りました。
 指 圧には様々な考え方や視点があるため、直伝会のような指圧師同士が意見を交換できる場というのは、大事だと、改めて思い ました。            (Hirota)
 



   


<2010年9月の定例会報告>

9月 の直伝会が27日にNorth Vancouverにて行 われた。今回の参加メンバーは、池永先生・Yoko・IkukoKazumi・Yusuke・Toshiya・Teruyo・Kana S.Kanako T.MayumiToshinori・Akikoの計12 名



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今 回 のテーマは、「主訴患部と関連部位」。まずは、前回のテーマ「Hirotaさんによる『殿部指圧刺激による骨盤傾 斜に及ぼす影響』というテーマの研究の紹介」を 振り返り、Mayumiさんが概要を話した。
Q: 前回の会の後、テーマに該当する患者を対応したか参加メンバーに質問。
Kanako T: 腰部を主訴で来た患者に、前屈をしてもらい下肢特にハムストリング・下腿三頭筋が突っ張る感があるという患者には、腰部及び下肢を指圧する旨患者に説明し 効果を出せた。
Q: 逆に、腰部が主訴でも、下肢以外の他の部位を指圧し、効果が出たケースがあるか質問。
Yusuke:やはり主訴患部を指圧する事で十 分効果が出るが、腹部も指圧をすることで効果が出ると聞くが。。。
Kanako T: 施術時間が長いSessionでストレスも主訴の場合、腹部を最後指圧し、患者から物凄く楽になったと施術後コメントをもらったことが数回あると。
Q: ある特定の主訴部位を指圧し、その部位にに対し関連している部位も指圧し、効果が得られたケースがあるか質問。
Toshinori:背中を主訴部位で来られた 患者には、胸部を指圧するようにしている。


Q: 最後、池永先生に質問。主訴部位しか指圧する時間が無い場合どうすればいいか。
「時 間内で何処を指圧するかはケースバイケース。今回話題にあった腹部、そして、前頸部の指圧は、とても重要。以前日本で一番長寿の方を浪越徳治郎先生が指圧 した、その方の腹部はマシュマロのように柔らかかったという。池永先生も90歳を越えるような患者さんに指圧をすると、腹部は柔らかいという。なので、腹 部を指圧し柔らかくする事で、他の部位も良くなる。ただ、患者が主訴としている部位を圧す・患者の要望に答えることも重要。なので、必要であれば口頭で患 者に説明し、他の部位を圧す。時間が足りなければ延長を勧め効果を出せば、患者さんは治して欲しくて指圧クリニックに来るわけなので納得して下さる、更な る信頼が深まる」という意見を頂いた。
その後、相互指圧。それぞれの主訴をパートナー に伝え、主訴部位及び関連部位を施術するプランを立て指圧。
                                                                                        (Akiko記)


                             


≪以下、 参加メンバーたちの一言感想です≫


今 回のテーマは主訴患部 と関連部位とのことで、指圧師が経験している患者さんとの数々の症例聞ける機会となりました。私の場合、二週間ほど前に腰痛を主訴として来院された患者さ がいました。長身でよく長時間車を運転するようです。直伝会で得た事から、特に膝裏を長めに圧すると患者さんより、腰から足にかけてスーと軽くなる感じが するといっていただけました。
相互指圧では、かずみさんとまゆみ
Kさんで。お二人から腹部と右下肢を重点的に施術していただき自分の場合、下腹部がかなり硬いと の事でした。最近、自分は坐骨神経痛 が気になっていましたが時間をかけてお二人にじっくりと腹部と下肢を指圧で楽になりました。
本部長のお話の中に長生きする方日本人の長寿、泉重千代さんの腹部はとても柔らかいとのお話は興味深かったです。              (
Yoko



個 人的には主訴 の部位ばかりを集中して指圧をしているので、今回のテーマは興味深く、勉強になりました。                                      (Kazumi)






<2010年10月の定例会報告書>

10月の直伝会が24日にノースバンクーバーのクリニックにて行われた。参加メンバーは、YokoMikeKeitaYusukeTeruyoToshinoriToshiyaMayumiKanakoTaroIkukoの計11人。



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今回はまず、日本で指圧師としての就業経験のあるTaroさんに、日本での指圧の現状などについ てお話してもらった。

治療院では夜中の2時まで勤務があり、また、その時間まで残業を 終えたサラリーマンで指圧の需要があるという過酷さに驚いた。そういった時間帯に来る患者の体は板のような硬さになっていて、そういった日本人のコリ方と カナダ人のコリ方の違いも、こちらで働いて、Taroさんは感じているとのこと。また、Taroさんが働かれていた治療院のスタッフは浪越の卒業生ばかりではなかったため、はじめは戸惑うことも多かったが、解剖学的見地から体 をみたり、経絡やトリガーポイントの考え方を治療に取り入れている同僚と練習するのは得ることも多かったそう。


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yusuke taro

                             

日本ではマッサージや整体、接骨院など手技療法系の施設が多 すぎて価格競争が激しく、経営上、付加価値付けのプラスαのサービスなどで工夫せざるを得ない状態である。

カナダでも、カイロや フィジオなど保険がカバーされている競争相手もいるが、そういった中で指圧を受けにくる患者から、整形外科やカイロにかかっても治らなかったが、指圧は効 果があると言っているのをよく聞く。私たちがそれぞれ指圧のレベルを上げ、それをShiatsuとしてもっと多くの人に広めれば、カナダでは指圧がまだまだのびるポテンシャルがあると思う、という言葉に一同とても励まされ、さ らに皆で努力していかなければならないと感じた。

Taroさんのお話の後、今回のテーマ『関連痛 =内臓の不調によって引き起こされるコリや痛み』についてメンバーで話し合い、各々の経験をシェアした。

それぞれの 臓器の不調が現れやすい部位と、治療 ポイントは下記の図を参照。


                                                                                                 (Ikuko記)



≪以下、 参加メンバーたちの一言感想です≫


今 回のテーマは主訴患部 と関連部位とのことで、指圧師が経験している患者さんとの数々の症例聞ける機会となりました。私の場合、二週間ほど前に腰痛を主訴として来院された患者さ がいました。長身でよく長時間車を運転するようです。直伝会で得た事から、特に膝裏を長めに圧すると患者さんより、腰から足にかけてスーと軽くなる感じが するといっていただけました。
相互指圧では、かずみさんとまゆみ
Kさんで。お二人から腹部と右下肢を重点的に施術していただき自分の場合、下腹部がかなり硬いと の事でした。最近、自分は坐骨神経痛 が気になっていましたが時間をかけてお二人にじっくりと腹部と下肢を指圧で楽になりました。
本部長のお話の中に長生きする方日本人の長寿、泉重千代さんの腹部はとても柔らかいとのお話は興味深かったです。              (
Yoko



個 人的には主訴 の部位ばかりを集中して指圧をしているので、今回のテーマは興味深く、勉強になりました。                                      (Kazumi)







<2010年11月の 定例会報告>
11月の直伝会が29日にYaletownクリニックにて開催された。今回の参加者はKiyoshi先生、YokoAkikoYusukeTaroHirotaNozomiKanakoMayumiTeruyoIkukoの計11人。

今回のテーマは『腹部指圧』。言うまでもなく、指圧の特徴と 言えば前頸部と腹部の指圧だが、今回はどうして腹部指圧が大事なのか、グループに分かれて改めて話しあった。



①自律神経の調節

腹部臓器には第Ⅹ脳神経であり副交感神経である迷走神経が張 り巡らされている。この神経を刺激することで、交感神経優位になっている自律神経のバランスを整える。各臓器の働きも整える。

                                 

②免疫機能の増進

特に小腸のまわりにはリンパ管、リンパ節が多数分布する。ま た、全体のリンパ
球の60%もが小腸に集中している。

                                     

③血流の促進

腹部大動脈の通り道。腹部臓器自体のみならず、下肢の血流改 善のためにも不
可欠。

                         

④筋バランスの調節

背部起立筋の拮抗筋であ る、腹筋・腸腰筋が走る。腰まわりの筋バランスを整
えるの重要。特に腰の前湾のきつい患者には不可欠である。
 
            


その後、Kiyoshi先生による腹部指圧のデモンスト レーションが行われた。

【腹部指圧の極意とは!?



掌 圧する際には、手根部ではなく掌の真ん中で圧す。蛙になったように掌全体を密着させ吸引圧法。硬結をほぐすことで、冷たい部分を 暖まり、熱い部分が冷える。
硬い部分だけでなく冷たい部分への施術も大事であるので、ゆっくりと掌圧を加えその場所の情報を手で感じ取る。


下 腹部はに女性にとって大事なところ。恥骨結合の際までしっかり圧すこと。


できるだけ深く圧してあげる。特に肝臓周囲は季肋部から上方 向に押し込むようにして圧す。肝臓の調子が悪い人には肋間部も施術する。
肝臓に圧し込むように施術 肋間部の施術

短時間の施術時間の中では腹部指圧は取り入れにくいが、知識 をつけること、実際にやってみて経験をつむことを通して、自信をつけ、腹部指圧をする勇気をもってほしい。

                                              (Ikuko記)










<2010年12月の 定例会報告>

12月の直伝会が25日にYaletownクリニックにて開催された。今 回の参加者はKiyoshi先生、AkikoYusukeKazumi HirotaNozomiMikeIkukoの計9 人。

今年最後の直伝会ということで、一年の疲れを取る目的も含めて、全身基本指圧を相 互に行った。

肩甲上部、浪越圧点、前腕
下腿外側一点目など臨床の指圧でも重要な治療ポイントとなる 点をしっかり捉えられているか確認した








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